想像する老後

年金受給予定の65歳までどう乗り切るかという問題もありますが、年金生活になった後の生活を想像する事が多くなりました。準備という意味では今から計画を立てておく必要もあります。65歳になれば胸を張って隠居(一日中家にいる)する事が出来る様な気がします。
趣味のゴルフは多分、75歳位までプレー出来るのではないかと考えています。(スコアは別として)
車の運転は何とも言えませんが、田舎なので運転出来ないのは生活そのものが困ってしまいます。多分軽自動車に乗っていて趣味とは言えないかも知れませんが、趣味をそれなりに楽しむ為にはお金は必要です。お金のかからない趣味があれば良いのですが、体が動くうちはゴルフ、車、たまに旅行はやめられなさそうです。私の知る人に引退後、ゴルフ漬けといえる程、毎日の様にゴルフ場にいる方がおられますが、お金と体力があるからこそ出来る事でとても羨ましく思います。

お金はわかりませんが、体力だけは今から維持しなければと思います。

労働と引退時期

ハローワークの求人では60歳定年という事になっているところが多いです。本人の希望により65歳まで延長制度ありとか、本人が希望すれば70歳位まで働けるところもあるとの事です。アーリーリタイヤやセミリタイヤブログを見ていると50歳台はもちろん、早い人は30歳台でリタイヤしている人もいたりします。つまり人生の終焉まで金銭的に破綻しなければ、引退時期は自分の決断次第という事です。今の予定では長生きする自信がないので、繰り下げ受給などせずに65歳になったら年金を受給し、以後就業せず引退しようと決めています。
あと8年です。

まあ人生は中々予定通りには行かないものですが‥‥。


平日も家にいるという事

会社に行く事がなくなり平日もほとんど毎日、家にいる事になります。平日の昼間は家にいない事が当たり前だった暮らしが長かったので変な感じです。会社員時代には退職後にやりたいと思う事が多くありました。「定年後はやる事がないから働ける限り働きたい。」、「定年後、隠居するとやる事がない。」という話を聞きますが、私はそんな事はありえないといつも思っていました。そんなわけでこのブログも暇になったらやろうかな?と思っていたので、始めた次第です。

平日に家にいるとやれる事が多くなります。役所や銀行にはいつでも行けるし、医者にも空いている時間帯に行ける。買い物にも開店と共に行けるので、「セール品を買っておいて!」という依頼も多くなります。

今後は家で出来る仕事か、自由な時間が取れる仕事がいいなと思う今日この頃です。

セカンドライフ・セカンドキャリア

ハローワークの求人やその他の職業斡旋サイトを検索しても「これだ!」というものはなかなかありません。地元を離れる覚悟があれば選択肢は広がりますが、それでは前職を辞めた意味がありません。
雇用(失業)保険で何とかつないでいますが、いつまでも受給出来るわけではありません。
セミリタイヤやアーリーリタイヤのブログを見ていると資産や株式投資で生活している方が多い様です。株式投資も考えなかったわけではないのですが、経済の動向を予測する才能は無いし、本業(現在無職ですが、まだ完全引退では無いので何か見つける予定です。)に手に付かなくなりそうな気がします。というわけで、性格的向いていないと思い企業型確定拠出年金を「イデコ」に移管し、小さな勝負だけで終わりにしました。

これから先はセカンドライフなので、「スローダウン」を理想としますが、定期的な収入が入る様に職を考えなければなりません。

求職活動と求職活動実績

失業し、雇用(失業)保険を受給する場合、求職活動実績というものが必要になります。決められた認定日から、次の認定日までの間に2回以上(状況により3回以上) 求職活動実績に該当する求職活動をしなければ雇用保険は給付されないそうです。 毎月決まった認定日(失業中の認定)にハローワークに来所する決まりになっていますが、それも1回とカウントされるので、実質は最低 月1回 の求職活動実績が必要という事です。
ただし、求人情報の閲覧だけでは求職活動実績には含まれないと言われています。

求人票を見ても、ここへ行きたいと思えるものはほぼありません。一度話を聞いてみたいと思った企業も、少し前に決まってしまったとの事でした。最近公表された私の地区のハローワークでの有効求人倍率は1以下でした。そんな中で60歳に手が届くオヤジを雇うより若い将来のある人材を求める方が健全でしょう。私だってそう思います。

前職は事業縮小の為、早期退職の募集があり地元の工場は生産活動を終了しました。希望退職に手を挙げなかった者は、関西への転勤か海外出張(主に中国)となっているはずです。
当時、定年まであと数年なので「関西へ単身赴任しても良いかな」という思いもあったのですが、残る事により、「今一番お金のいる若者のポジションが一つ減る」という思いが少しと、大部分は人生終盤に向かい、もう少し体力的に楽な仕事で逃げ切りたいと思った事です。
昔、大橋巨泉さんが「スローダウン」という言葉で表していました。
まさにそれです。
(若い方は大橋巨泉さんを知らない方も多いと思いますが‥‥。)

仙人になりたい。

無職になり、会社に行かなくて良くなりました。会社員時代も50歳を過ぎたあたりから、定年して好きな事をやるのが一番の楽しみでした。(それまで寿命がもつかが一番の心配でしたが‥‥。)趣味としてはゴルフ、車、バイク、競馬 位でしょうか?

ゴルフはスコアよりは、楽しければ良い(でも80台ではまわりたい。)という感じです。

車は50歳を越える頃から、雰囲気重視(クルージング)で安全運転?になっていますが、若い時に比べると下手になった感はあります。スピードは出さなくなったのですが、安全なのか、危険なのかは微妙です。(高齢者ドライバーに近づいているので。)

バイクは家族に「もう乗るのやめなさい」と言われ、「人生最後にアメリカンバイクを買って旅に出よう!」と考えていましたが、どちらかと言えば2輪より4輪の方が好きなので、現在は昔通勤に使っていた125㏄のスクーターのみで気分転換に乗る程度。

ギャンブルは基本、好きではありませんが、競馬は色々な個性のある馬がいて若い時からお小遣いの範囲で続けています。今はWin5を少し買う程度です。

趣味の話になってしまいましたが、以前から仙人の様になりたいと思っていました。仙人の定義も良くわかりませんが、私の理解では何をして食べて(何を収入として食べていける?)いるかわからないが、毎日やりたい事をして生きている人って感じでしょうか? そんな年寄になっていきたいと思います。

ハローワーク

失業し雇用(失業)保険の受給資格がある場合は申請の為、ハローワークへ行く事になります。長い人生の中で初めてハローワークを利用する事になりました。受付後、アンケートを記入。窓口で呼ばれ面談になります。就職する気があるか?どの様な仕事が希望か?、希望月給は?‥‥と言う様な事を聞かれ、「雇用保険受給資格者証」をもらい説明会があるので、参加する様に言われます。

会社都合で失業した場合は、受給資格決定日から7日間は待機期間となり、待期期間の満了日の翌日(受給資格決定日から8日目)から支給対象期間になります。離職理由により給付制限がある場合は給付制限満了後(3ヵ月)から支給対象となる様です。正当な理由がなく自己都合で退社した場合や自己の重大理由による解雇がこれに当たる様です。

会社員時代に何で毎月給料からこんなに引かれるんだろうと思っていましたが、その恩恵を受ける事になりました。

人生100年?

田舎に住んでいるせいなのか私の周りにもほぼ80歳を越え、100歳に手が届こうとしている諸先輩方が、かなりの数おられます。

その方達が、驚くほど元気で趣味に没頭している感じに見えます。人生100年時代と言われますが、元気でなければ意味がありません。「寿命=健康寿命」が一番幸せだと思います。

会社員生活も55歳を越えると急激に労働意欲が無くなり(気力と体力の低下?)定年まで寿命がもつのだろうか?という不安の中で日常を過ごしていたのですが、業務縮小により早期希望退職となりました。

‥‥と言う事で本来の定年まで数年残して、セカンドライフを考える事になった初老のオヤジの日常や思うところを記録する事にしました。