昨日の続きになりますが、アイルトン・セナは1994年、イタリア・サンマリノGP(イモラサーキット)のタンブレロというコーナーで命を落としました。セナだけではなく私がレースに興味を持ってから有名選手では、フェラーリのジル・ビルヌーブや国内では高橋徹選手、小川等選手などが惜しくもサーキットで命を落とされています。でも誰一人その時まで自分が死ぬとは思っていないはずです。私も若い時、サーキットを走っていた経験があります。一般の人達からみるとレースは危険と思われるかも知れませんが、サーキットは決められたルールのもと、皆が同じ方向へほぼ同じ速度で自分の持てる全神経を集中して走っています。そういう意味では一般道路を走行している方が危険が多いと今でも思っています。私の元同僚も街中の自転車事故で命を落としています。自分にいつ命の終わりが来るかなんて誰にも分かりません。脳梗塞も軽く済んだので良かったのですが、もしかすると命を落としていたかも知れないと考えると残された人達の為に終活とは言わないまでも、ある程度今の状況を分かり易い様に整理しておく必要があると感じました。事故によるリスクと同じくらい、病気によるリスクも上がっている。もう、そういう歳になって来たという事です。
それでも、私の目標は75歳なので、それまではリスクを下げる努力はするつもりです。